[保存版]
トーハクのコレクションでたどる日本美術の源泉と歴史

東京国立博物館の至宝

縄文土器から20世紀絵画まで、国宝・重文93点を含むトーハクの珠玉の美がこの一冊に!

「トーハク」の名で親しまれている東京国立博物館は、明治5年(1872)に創立された日本最古の博物館です。今日まで150年にわたる収集・保存活動を通じて、日本およびアジア諸地域の文化財、約11万9000件からなるコレクションを築いてきました。これらの文化財は、紀元前数千年前に制作されたものから近現代の作品までと幅広く、考古・彫刻・工芸・書跡・絵画・陶芸など多岐にわたっています。この豊富な収蔵品を核とした常設展や企画展には、国内外から多くの人々が訪れています。

本書は、この膨大なトーハクのコレクションから約150点を厳選し、新たに撮影された約300点の写真で紹介するものです。中学生・高校生から美術愛好家まで、臨場感あふれる写真で作品との自由な対話を楽しみながら、日本美術の源泉と歴史をたどることができる至高の一冊です。

 

 

 

 

 

左から:《火焔型土器》縄文時代(中期)/《片輪車蒔絵螺鈿手箱》国宝、平安時代/《菩薩立像》重文、鎌倉時代

 

 

 

 

 

左から:《ナーガ上のブッダ坐像》カンボジア・12世紀/李迪《紅白芙蓉図》中国・南宋時代、1197年/《青花秋草文壺》朝鮮時代・18世紀

東京国立博物館蔵、写真:六田知弘

六田 知弘写真

1956年奈良県生まれ。早稲田大学卒業。2008年に外国人としては約70年ぶりに中国三大石窟のひとつ「雲岡石窟」の全容を撮影し、写真集を出版(2010年)。主な写真集に『仏宇宙』(2020年)、『時のイコン 東日本大震災の記憶』(2013年)、『石と光 シトーのロマネスク聖堂』(2012年)、『ひかりの素足 シェルパ』(2006年)など多数。